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「壽 初春大歌舞伎」

今年4月の公演をもって建て替えが予定されている歌舞伎座。
現在の建物での公演のうちにもう一度観に行きたいと思っていたけど
なかなかその機会もなく、
“これじゃ、マズイぞ”と思っていた昨年12月、
歌舞伎好きの姉弟子からお正月公演の声をかけていただき、
指折り数えて待ってました。

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行ったのは3日の昼の部。
「春調娘七草」
  曽我五郎  橋之助
  曽我十郎  染五郎
  静御前    福助
「梶原平三誉石切 鶴ケ岡八幡社頭の場」
  梶原平三  幸四郎 
「歌舞伎十八番の内 勧進帳」
  武蔵坊弁慶 團十郎
  源義経    勘三郎
「秀山十種の内 松浦の太鼓」
  松浦鎮信  吉右衛門
という布陣で、お正月ならではの豪華な顔ぶれ。

実は以前、團十郎さんを見たとき、
独特のセリフまわしがしつこい感じがして
あまり好きではなかったんだけど、
今回の武蔵坊のなんという迫力。
吉右衛門さんの松浦候は軽妙さがとてもよく、
もちろん、お殿様なのでその重厚さとのバランスもバッチリ。

そうそう、松浦鎮信候といえば、茶道の鎮信流の始祖。
舞台がお屋敷内に変わったとき台子が据えてあったので、
さわりだけでもお点前があるのかなと楽しみにしていたところ、
ちらっとだけありました。
もちろん、お点前は省略されたり形式化されているので
詳しいことはわかりませんが、天目台に天目茶碗で、
腰元のお縫が帛紗を右側につけていました。
この演目では、以前は煎茶を出すような演出だったそうです。
それを「この場面では抹茶のほうが自然であろう」との理由から
H19年暮れの公演から抹茶にしたのだとか。
へぇぇ~、なぜ煎茶だったのでしょうね。

ともかく、正月公演はもちろん、
あの独特の時代感のある歌舞伎座を
もう一度みておけたのはうれしかったですし
楽しかったです。

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