« 三連休は初釜 その② | トップページ | 立春 »

陶磁器に漆器、至福のひととき

2月は私にとって骨董のイベントシーズン。
そのスタートを切るのが東京ドームで開催される
テーブルウエアフェスティバル」で、
1日に行ってきた。

このイベントのメインは、テーブルコーディネーターや有名人の手による
テーブルセッティングの展示なんだけど、
自分の暮らしとあまりにかけ離れすぎているので
このエリアは例年サラッと通り過ぎることに。

一般の人のテーブルコーディネート例もたくさん出展されている。

Sh370054 Sh370053
こちらは身近な設定のものも多く、興味をもって見ることができたし、
“こんなお茶事をしたい”
とか、
“こういう取り合わせもあるんだ”
と頭の中でイメージを広げることができた。

今年は「世界のブルー~青の譜系」と題した企画展があった。
中国・景徳鎮や日本の有田や伊万里、ヨーロッパのロイヤルコペンハーゲンや
ジノリなど、青の染料で模様が描かれた各地の陶磁器の展示だったが、
ちょっと物足りない感じ。
なんというか、それぞれの展示品の窯の名前が書いてあるくらい、
実にあっけない展示内容で、足を止める要素がなかった。
おそらくこうした陶磁器は、国や大陸は違えどさまざまな影響や刺激を与え合って
発展してきたものだと思うし、
描かれた模様や形も意味を含んでいたり時代の流行もあったのではないだろうか。
そうした、モノが持つ歴史や背景についてなにかしら
情報を添えてもらえればもっと興味深く見られたように思う。
また、何か事情があったらしく、景徳鎮の国家文物一級・二級の3作品が
展示されなかったのも残念。

それより、骨董品の出展が気になる。
毎年決まって足を運ぶ、オリエンタルロード(骨董通り)と
名づけられたエリアへ。
2~3年前まではこのエリアで販売されている品々が面白かった。
ガラスケースに鎮座している、いかにも高級品そうなものも見ごたえがあったし、
そのケースの足もとに積み重ねられている日常的な品物にも
私にとっての掘り出し物がいくつもあった。
朱塗に上品な金の蒔絵がされた引盃も、
一面に小菊の模様が描かれた小鉢も、
ここで見つけたものだ。

でも、昨年あたりからこうした私の手が届く範囲の、
それなりに手のかかったいいものを見かけなくなった。

もう一つ楽しみなのが、国内各地の陶磁器、漆器はもとより、
世界の有名ブランドが展示や販売をしているエリア。
昨年はここの高取焼のブースで足を止め、
花入か酒次かで迷い、酒次を求めて帰った。
今年はどんなものが出ているのか楽しみに行ったら、
茶碗がたくさん。
昨年、2代目を襲名したばかりの鬼丸碧山さんは
茶道をやっていらっしゃるそうで、
デザインだけでなく使いやすそうなものがいくつも並んでいる。
目移りするし、このあといろいろな骨董・美術品イベントがあるので、
ここは冷静にならなくては。
会期は次の週末まであるし、とりあえずお皿だけ買って帰ることにした。

あぁ、どうしよう……。

|

« 三連休は初釜 その② | トップページ | 立春 »

「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 三連休は初釜 その② | トップページ | 立春 »