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三連休は初釜 その②

社中の初釜がおこなわれた翌日は、
友だち2人と一緒に茶友のMさん宅での初釜におじゃました。

Sh3700400001 ←帯は前日と同じで、着物はごく淡いピンク地の付け下げに

Mさんは数年前に自宅を新築、ご自分や奥様の趣味を
存分に楽しめるお宅で、
茶室には向切りや隅炉、大炉まで切ってある。
新年には初釜を、また折々の時季に茶事を催して
私たちも楽しませていただいている。

M邸に伺い、寄り付きにしている部屋で身支度を整えると、
8畳の和室に案内され、田作りなどでまずは一献(つまりお酒)。
いつもは大ぶりな釜が掛けられる大炉だけど、
この日は焼き網が置かれお餅が焼かれ、
白味噌仕立てのお雑煮をいただく。
炭火でじっくり焼いたお餅は、
ガスとか電気の力で焼いたものとは違う感じ。

Mさんの奥様と、Mさんのお茶事ではいつも水屋をがっちり守っている
Yさんの手作りによる花びら餅をいただくと、
いったん庭へ出て、蹲を使ってにじり口から平4畳の茶室へ。
ここで濃茶に続いて薄茶をいただきました。

昨年まではたしかMさんがお点前をなさっていたけど、
今年はMさんのお弟子さんがお点前に挑戦。
その緊張感が、お正月の新しい気持ちとあいまってういういしいこと。
薄茶のお菓子もYさんの手作り。
「前日に作ると固くなるから」と、当日朝、早起きをして
作ってくださったそう。

きっとこうしたお気持ちがうれしくて、
皆M邸での初釜を楽しみにしてるんでしょう。

さて、M邸を辞した私たち3人はしばらくぶりだったので
まっすぐ帰る気はさらさらなく、
いまお茶をいただいてきたばかりだというのに、
「じゃあ、お茶でも飲もうか」ってことに。

Imgp2015 Imgp2016 ←パスタは写真を撮るのも忘れて完食

お店に入って案内されたテーブルは、コの字型に座るようになってました。
「なんだか、正面の席が遠くて、お金持ちのおうちの食卓っぽい」
とか
「道明寺の家みたいじゃない?」
なんて、おバカな話をしながらメニューを見ていたら、
パスタだって食べられそうな気分に。
3人だったのでパスタセット2つとデザートセット1つを注文して、
しばし歓談。
9割が、他の人から見ればくっだらない話なんだけど、
1割くらいは“こんなことしたいね”っていう前向きな話もして、
ティータイムに入ったはずなのにとっぷり日が暮れるまでケラケラ笑いとおし。
あぁ、楽しい1日だった。

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三連休は初釜 その①

9日(金)早朝には大手町で初雪が観測され、
雪に慣れていない都心部では足元が心配されたが、
雪はもちろん雨もたいした量にはならず、ホッとひと安心。

すっきり晴れた10日からの三連休、成人式もあったが、
あちこちでお茶の初釜も催された。

「初釜」とは、新年を迎えて初めて釜をかけ=茶席を持つこと。

私の師匠も、お稽古に通っている弟子はもちろん、
「いまは事情でお稽古できないけど、せめて初釜だけでも伺いたい」という
人たちにも声をかけて初釜をおこなう。

うちの初釜は、会場に到着した順に3組に分かれてまず薄茶席に入る。
薄茶席は、いまお稽古をしている人がお稽古のクラス別に持ち回りで担当する。
立礼という和風のテーブルやイスを使ってのお点前で、
道具の取り合わせも、担当する人たちが考える。
だいたいの場合、それぞれのクラスのベテランが中心になって取り合わせや
さまざまな分担を決めていくのだが、
ベテランさんにとっては、ふだんのお稽古がたんにお稽古で終わらない機会であり、
新しい人にとってはいつものお稽古での点前順序以外のことを
先輩から教えてもらえる場である。

薄茶をいただくと真台子に皆具が飾られた広間に全員が集合し、
先生から「新年明けましておめでとう」のご挨拶をいただく。
いちばん古い姉弟子が真の炭点前で炭を次ぐと、
続いて主菓子の花びら餅をいただき、
先生が全員分の濃茶を練ってふるまってくださる。

毎年、新しい扇子と干支の置物をいただくのも、
私の社中での初釜の習わし。

また、前年のお稽古を一度も休まなかった人には、
「皆勤賞」として、初釜で先生が使ったのと同じ、
今年の干支やお勅題にちなんだ柄の帛紗をいただける。

Sh3700360001 ←実物はもうちょっと鮮やかなブルー

仕事や子育てに忙しい世代が多いので、
お稽古を休まないというのは自分の努力だけで達成できるものではなく、
まわりの協力が必要だったり、時の運もないと実行は難しい。
だからこそ、がんばった人には「がんばったね」とほめてあげたいというのが
先生のお気持ちだろう。
昨年は、私もお稽古もお茶事も、道具を入れ替えたりといったお稽古以外の行事も
一度も休むことなく参加できた。
両親が元気でいてくれるから、こうして好きなことに時間を使えるのだと思う。
ふだんあら、両親も私も、お互い元気でいることが何よりの親孝行・子孝行と
都合のいいことを言っているのだけど、
健康であることに勝るものはないと、口には出さないけど
あらためて感謝もしたりして。

香合や茶入、茶杓を全員が見せていただき、
くじを引きで当たった人が先生からお茶碗をいただくと
場がちょっと賑やかになり、
そこで一度、席を改めて祝膳となる。

Sh3700350002_2 

料理は、会場に併設(?)されているお料理屋さんが担当。
去年までは塗りもののお重の器だったけど、
今年はお弁当の容器になっていた。
写真の他に、八寸(海老、カラスミの大根添え)、お澄まし仕立てのお雑煮も。

先生からいただいた扇子は、当然、全員が同じ絵柄の扇子を持っているものだから、
実際のお稽古が始まると最初のうちは、
「私の扇子がない」とか「これ、誰の?」と水屋で騒がしいことになるので、
初釜から帰ったらすぐ、扇子の裏側の見えないところに名前を書いておく。
これは私の初釜関連の毎年の行事。

お茶の行事では一つ紋付き色無地の着物を着ることが多いが、
この初釜はその例外。
若いお嬢さんがたには振袖姿もあるし、
私はお正月らしく華やいだ雰囲気のある付け下げや訪問着を着るようにしている。
今年は、同じクラスでお稽古している姉弟子からいただいた付け下げに
20年近く前に自分で買った淡いグリーンを基調にした水鳥の袋帯にした。

Sh370041
おはしょりがちょっとモコモコしたのが失敗、
もうちょっとすっきりさせたかったのだけど。

先生からは、
「いいこと、悪いこと、いろんなことが人生にはある。
お互い、必要以上に浮かれたり落ち込んだりすることなく、
それらを乗り越えて、茶の道、人としての道を誤りなく歩んで行きましょう」
といった趣旨のごあいさつがあった。
毎日の暮らしの中では、こうしたことを忘れがちだけど、
ことある毎に意識しておこう。

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お節

お節
お節
お節
今年のお節はこんな感じ。

「一の重は○○」とかあるんだろうけど、
ま、それにはこだわらないことにして。

ここ数年は、さいまき海老を素揚げにして
味噌漬けにしたものが定番。
これはお肉(ミディアムレアに焼いて)でもいけます。

黒豆はじっくり下茹でし、
少し甘めの煮汁でぷっくり炊けました。

田作りは京都では頭を下にして盛りつけるのだとか。
甘辛でカラッと仕上がり、
ぽりぽりとおつまみにもおやつ代わりにも。

紅白なます、百合根きんとん、椎茸煮、数の子、
昆布巻きの煮物やら、
友だちの差し入れのトリハムも入れてみました。

……
って、自分で全部作ったわけじゃないんだけどね。

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2009

2009
新年 あけましておめでとうございます

今年もよろしくお願いします。

で、いまはジャニーズ・ライブ。
祝 内くん復帰。

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