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へうげもの展

講談社のコミック誌「モーニング」に連載中の『へうげもの』との連動企画で
おこなわれた「へうげもの展」。
(伊勢丹 新宿本店本館5階和洋食器売り場、11/25まで)
売場の中のこのコーナーはこれまでも新しい提案をするような展示が多く、
伊勢丹に行くと(でも、そんなにたびたびは行かないけど)
必ずと言っていいほど立ち寄る場所です。

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マンガ「へうげもの」は、独特の美的センスを持ち
出世と物欲との間で揺れ動く武将・古田織部を主人公にしたもの。
コミックス、全巻持ってます。
作者独特の擬態音が特徴のひとつ。
そのマンガを発端とし、若手作家の陶器や漆器のほか、
金属を使った器や小物などが展示されていました。

……う~ん。

織部の美意識は、その時代においては異質なものであったかもしれないけど、
でも、「用の美」からは外れていなかったのではないかと推察します。

私が食器を選ぶとき、見た目の造形や色はもちろん、
どんな料理を載せたいか、どんなときに使いたいかが
具体的にイメージできるかどうかがポイントになります。
その器を手にとり、食べる場面も思い浮かべます。
手に乗せたときの感じ、たとえば、料理の熱さや冷たさが
ほどよく掌に伝わるつくりであってほしい。
くちをあてたときに、その感触がやわらかであってほしい。

たとえば、これに参加した作家さんたちは、
自分の作った作品を手に取るだけでなく、
食器として使ったことはあるのだろうか?と思ったものが
いくつかありました。

食器ではなく、造形物としてならいいんだけどね。

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「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

近いのに遠いイセタンです・・・。
へうげもの、週刊誌のは読んでますが、絵が苦手デス。
でも展示は面白そうですね。連休中に行けるかしら。

私も手に取るものは「用の美」、使うこと前提のものです。
飾り物は、狭い我が家に居場所がないのです!!

投稿: kero | 2008年11月21日 (金) 17時59分

知り合いの陶芸家の方何人かこのマンガをご覧になっていて、わたしも見てみようかな…と思うものの…わたしマンガが苦手なんです…。
茶道具はやはり使うことが前提ですよね。
当代の楽さんのお茶碗、見た目どうやって点てるの?って感じですが
実際に点ててみるとすごく点てやすいそうなんです。
わたしも点ててみたい(笑)。

投稿: 宗恵 | 2008年11月25日 (火) 16時42分

keroさん、たしかに絵は男性マンガ誌ならではというか、
独特なものがありますね。

宗恵さん、当代楽さんのお茶碗、以前、菊池寛実記念智美術館で見て、
楽家としてのものと
楽さんご自身の作品と2系統あるように感じました。
智美術館で展示されていたものは
「作品」としてのカラーが強いように思いました。
でも、点てやすいんですね。なるほど。
百聞は一見にしかず、見た目だけであれこれ言ってはいけませんね。
でも、私には楽さんのお茶碗を使う機会はなさそうです、しょぼぼ~ん。

投稿: monaco | 2008年11月26日 (水) 23時45分

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