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緑雨の茶事

年に1~2回、うちのお茶の先生は茶事のお稽古をさせてくださいます。

茶事はお茶の席のなかでも正式なもので、
おおまかに言うと、まず懐石料理を食べ、メインである濃茶を召し上がっていただき、
その後、なごやかにおしゃべりも楽しみつつ薄茶を差し上げるというプログラムです。

夜長を楽しんだり、早朝の涼やかな空気を楽しんだり、
その時季ごとになんだかんだと理由をつけてはお茶を飲むわけですが、
今回は雨を楽しもうということで、「緑雨の茶事」としておこないました。

うちの社中では、参加者が「客」「亭主・半東」「お勝手」の
3つのパートに別れて参加します。
亭主とはその一会の主催者、半東はその亭主のサポート役、
お勝手は懐石料理を作る係です。

お稽古に来ている人がなるべくまんべんなく参加できるよう、
今回は22日から5日間にわたって茶事を開いたのですが、
私は今回、28日が亭主、29日が半東というお役をいただきました。

この役割が決まったのが2週間ほど前、ちょうど仕事のピークと重なっていて、
持てる時間をふんだんに使ってお茶事の準備をするというわけにいかず、
ギリギリになるまで具体的な行動を起こす時間がとれませんでした。
それでも、28日に向けて道具の組み立てを考えたり、
お菓子やお花を探し歩いたり、直前の2~3日でみっちり動いた感じです。

28日の正客(メインのゲスト)は、私が先生のところに弟子入りしてから
何かとお世話になっている先輩。
旅行もお好きで、あちこちへお出かけになっています。
また、最近、お茶室をお造りになり、
これから新たなお茶のある生活のスタートを切ったところです。
本来なら、今回のテーマである「緑雨」に沿った
道具の取り合わせをしなければならないところですが、
そこは懐石の献立におまかせし、
「旅」「旅立ち」をイメージして道具を考えました。

28日の会記の一部はこのようなものにしました。
 床     日出海天清
 棚     点茶盤 
 風炉・釜 唐銅乙御前風炉 釻付蝶面 但し象面足 富士釜添
 杓立   薩摩焼
 水指   高取焼 味楽造
 香合   地球儀型 リモージュ製
 茶入   フランス製ガラス骨董に牙蓋をつけて
 仕覆   更紗
 茶杓   銘「聴松」 大徳寺五一五世戒堂作
 茶碗   刷毛目 清水六兵衛造
 蓋置   碇型銀彩 龍山窯
 花     ホタルブクロ ルリ虎の尾 河原撫子
 花入   瓢型ガラス、ハワイ製
 主菓子  空豆きんとん
 干菓子  道祖神 開運堂製 
        青楓  塩野製

193040 Photo Imgp1434 

正客役の方は、長年、風炉の灰型のお勉強をさなっていた方、
私もお稽古で灰型を作るときにはいろいろアドバイスをいただいています。
その方をお迎えするのに私ごときが作った灰でいいのかとも思いましたが、
まさかお客様に作ってくださいとも言えないため、灰型が最初の関門でした。
おまけに、私の風炉は小ぶりなうえに切掛風炉という形なので、
灰型が作りにくいんです。

きれいであることより炭がおこることを意識したんですが、
それでもできはイマイチ。

濃茶を練るころになってもいまいち湯の煮えが悪く、
あまりいい練り加減とは言えないものでした。
(この反省点は翌日の半東のときに生かしました)

でも、気心が知れていて、お稽古や青年部など共通の思い出も
会話にはさみながらうまく茶事をリードしてくださり、
スムーズな進行で、予定どおりの時間で終了。
冷や汗をかきながらも、楽しい充実の1日となりました。

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コメント

旅立ちをイメージしたお茶席の感じが伝わってきます。 蛍袋、入手されたのですね。
素適なガラスのお茶入の扱いは、手に乗せてなのでしょうか?

投稿: ぶり | 2008年7月 4日 (金) 07時59分

はい。蛍袋、探しました。
「緑雨」には紫陽花か蛍袋と思ってました。
うちのベランダ茶花園で桔梗は咲いたんですが、
早すぎる気がして。

茶入は平たい形で口も広いので、
大海と同じ扱いをしました。
仕覆のひもも長いので、長緒の扱いです。

投稿: monaco | 2008年7月 4日 (金) 14時10分

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