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お席披きの茶事

一緒にお茶のお稽古をしている先輩が、このほどご自分の茶室を持つことになり、
その茶席披きの茶事にお招きに与りました。

この先輩は、お稽古に伺い始めたころからいろいろと面倒をみてくださっている方。
青年部というサークルにも誘っていただき、
その活動ではご自分の知っていること・経験したことを
惜しみなく教えてくださいました。
私にとってはいちばん身近な存在で、いちばん気の置けない先輩です。

昨年夏ごろに茶室を造ることが決まり、
忙しそうではあるけど、なんとも言えない喜びに満ちた表情になっていくのが
お稽古で会うたびに感じられました。

「狭いところだから」と聞いていましたが、8畳間に3畳ほどの寄り付きもあり、
台所も作ってあります。
ご本人は「懐石料理が作れる広さはない」とおっしゃっていましたが、
何かしら工夫していずれ本格的なお茶事をなさるのではないかと思います。

お茶室のお披露目は、初めに先生や他の先輩方を招き、
続いてお稽古仲間を招いてと、3日間、行われました。

初炭をつぎ、続きいてお食事。
初日は辻留から料理人2人を呼んだという気持ちの入れよう。
お稽古仲間のときには、ちょっと気軽な、
でもちゃんと自分であちこち食べて選んだお弁当でした。
“せめて煮物椀だけでも”と手作りの若竹煮。
築地まで出かけ、材料を吟味してくださったことも知っています。
心のこもったおいしいお椀でした。

主菓子は虎屋製のきんとん。
濃い桃色と白を紅白に見立てておめでたく、おいしくいただき中立ち。

あらためられたお席に入り、濃茶に続いて薄茶をいただきました。
社中のお稽古茶事や青年部、最近では学校茶道の活動でもご一緒しているので、
お使いになっているお道具のなかには私も使わせていただいたものや、
手に入れられた経緯を知っているものもあります。
お点前をしながらそうした道具のお話なども自然に進み、
和やかで心から楽しい時間を過ごしました。

お披露目が終ったら本格的にここでお稽古をなさりたいとのこと。
すでにお稽古を希望する人もいらっしゃるようです。

おめでたいお席なので、着物は付下(ピンク色)にしました。

080420

帯はこの時期に締めることが多い鴛鴦の袋帯。
(あ、肝心の鴛鴦が写っていない!)
先輩とお茶室とが番(つがい)となっていつまでもお茶を楽しんでいただきたく……
というと、ちょっと理由をこじつけすぎですね。

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