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取り合わせを楽しむ茶会

とある茶会に出かけました。

濃茶と薄茶が1席ずつと点心という組み立てで定期的に開かれており、
通常は濃茶と薄茶はそれぞれ別のかたが釜を掛けられるのですが、
今回はおひとりの方が2席とも持たれたもの。

午前中ではいちばんピークとなった時間帯に行ったため、
2時間ほど待つことになりましたが、
一緒に行った姉弟子や、ネット上の某コミュで知り合った方とお話していたので
退屈せず待つことができました。

ひと様のお持ちになったお席ですので詳細は控えますが、
濃茶は思いがけない趣向、
薄茶はお席主さん自らが楽しまれたことがうかがえる趣向でした。

大寄せの茶会(大勢のお客様を一度に迎える茶会)では、
道具やそれに付属する箱に書かれた、流儀の家元やお偉い方々の花押や箱書き
(サインのようなもの)で箔をつけるものが多くなりがち。
こういう茶会では、「すごいなぁ」とは思うものの、
遠くかけ離れたところにある茶という印象で、
私はお茶の楽しさがあまり感じられません。

ところが、今回のお席はどちらも
「取り合わせの楽しさ」が主になっていました。

ですから、席が始まってからの席主さんのお話も弾み、
伺っているこちらも「へぇ~」「これはどういう趣向?」と、
思わず身を乗り出すような楽しさがありました。

ただ、このお席がもっとすごいところは、
その取り合わせた道具のどれもが、単に楽しさやアイデアだけではなく
それぞれの時代(もちろん、大変古いものも多く)を代表する作家のものであったり、
書付の添えられたものでもあるというところでしょう。

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