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自分で作る楽しみと食欲

竹芸家・池田瓢阿さんの講演をうかがいました。
「茶道における竹の役割について」という演題は、主催者から提示されたもので、
瓢阿さんご自身、竹を素材とする個々の道具について話したことは何度もあるけど、
こういうテーマ設定は初めてだとか。

スライドをたくさんご用意くださり、とてもわかりやすいお話でした。

私、このところ茶杓を自分で削ることに興味が出てきています。
今日のお話でも、
「唐物中心の道具から和物へと移行する中で、
竹を素材に道具を自分で作ることで自己発現の可能性を広げた、
それによって楽しみ方も広がった」
というくだりは、自分なりに共感し納得しました。
確かに、道具も懐石料理も、自分で作ることで
(一部、苦しみもあるものの)楽しさは何倍にも増えます。

たとえば、黒文字(主菓子を食べるための楊枝のようなもの)も、
いまは買ってきて使うことが多いけど、
昔は黒文字という木の枝を亭主が削って作ったものだそうで、
それを削っている間は、茶人にとってはなんとも言えない
楽しい心豊かな時間だったのではないでしょうか。
技術的な上手・下手ではなく、
客としてもその心を汲み味わいたいものだなと、
へっぽこ茶人モドキの私も思うわけです。

いいお話をうかがいました。
誘ってくれた友だちに感謝です。

で、この講演会の話を聞いた別の友だちは、
すぐに会場近くのおいしいケーキ屋さんを紹介してくれました、
それも2軒も。
どちらもすぐに見つけられ、どちらでもケーキを買ってしまいましたとさ。

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コメント

今朝読んでたばかりの冊子に、「室町時代の唐物づくしの茶の湯から、和物を見出し身近な竹や国焼の器を道具として好まれた利休・・・」というくだりがあって、それと全くシンクロする記事でした。みずから作れれば、世界は広がりますよね。心がけたいものだと思いました。

投稿: kero | 2008年3月 3日 (月) 13時40分

ほんとだ、すごくシンクロしてますね。
keroさんの読んでた冊子が気になるぅ。
今度教えてくださいね。

投稿: monaco | 2008年3月 3日 (月) 14時28分

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