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おまけの1日

毎日とは言えないけど、“ほぼ毎日”くらいの頻度で見ているサイトに、
日刊イトイ新聞(http://www.1101.com/home.html)があります
(ご存じの方も多いですよね)。

ここの「今日のダーリン」というコーナーで、
糸井重里さんがエッセイのような文章を毎日書いています。

今日のは、社内向けに書いたものをサイトにも流用したそうだけど、
その一部が次のような内容。

「さぼれ、さぼれ、
今日はみんな気持ちよくさぼってみたまえ。
街を意味もなくぶらぶらしろ」

さすが糸井さん!
いや、別にただの怠け心で賛同しているのではないのです。

曰く、
「思えば、今日は、
4年に1度の、おまけの日」

そう、おまけの日。去年や来年より1日多いんだもの。

このところ仕事のことに近視眼的になっていた私。
気がつくと終電なんかとっくに終わっていてタクシーで帰ったり、
そのまんま朝になっていた日もまれにあったり。
頭の中も心も肩こり状態になりかけてる感じがしてました。

で、今朝、いつもの時間に起きたものの、なんとなく体もだるいし、
思い切ってちょっとだけサボることに決定。
とはいえ、
小心者だし、
現実に仕事は残っていてこれを落とすわけにはいかないので、
仕事場へはちょっとだけゆっくり行くことに決定。

おまけの日のゆっくりタイムに何をしていたかというと、
本を読んでました。

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ジャネット・イヴァノヴィッチ作、
ステファニー・プラムのシリーズ第10作「カスに向かって撃て!」。
海外ミステリーに分類されることが多いステファニーシリーズだけど、
ミステリーというより冒険小説って感じです。

ページをめくると読み始めてしまって寝る時間がまったくなくなる心配があったから、
先週買ったものの、1ページも開いていなかったものです。

ゆっくりしたとはいえ2時間ほどだったので半分も読めてはいないけど、
仕事を始め、このところ頭の中にある懸案事項とはまったく違う分野の本だったので
集中して読めたし楽しかった♪

その後、いつも見ているサイトをチェックしていたら、
糸井さんが上記のようなことを書いていらっしゃる。
すごいな~、糸井さんって。
もちろん、糸井事務所の皆さんがふだんすっごく頑張っているから
こういうことが言えるわけで、
じゃあ、私は誰かにそう言ってもらえるのか、
自分で自分に堂々とそう言えるのかっていうと、
ダメダメね。

でも、なんかいろんな意味でビタミンチャージした気分です。

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桜餅

仕事のこと、趣味やお稽古ごと、近所の景色、
まわりとの人間関係、いろいろ頭に浮かんではいるのだけど、
いまはとりかかっている仕事のことに頭も時間も奪われてます。
ま、それがべつにイヤなわけじゃないんですよ。

「もうちょっと考えてみたい」
とか
「Aとイ、まったく違うもののようだけど、実は△というフィルターを通すと似ているのかも」
とか、
他愛もない頭の中に浮かんでいることを整理しておきたいけど、
その余裕がない状態。

で、その仕事。
7割とは言わない、6割くらいは終わっていると思ったけど、
もしかしたら5割かもしれない。
ありゃりゃな状態。

そのうえ花粉は舞い散るし。

でも、もうちょっとだな。
面白くもなってきたし。

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写真は本日のおやつ「桜餅」。
つぶつぶの道明寺です。
桜餅の葉はお店によっては食べられませんが、
今日のは大丈夫そうですよ。
もうちょっとしたら軽く何か食べて、その後にこれをいただきましょう。

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ひと足早く

ソメイヨシノよりも開花時期の早いオオシマザクラ。
ちっちゃいけど蕾をつけて春の準備中。
上のほうの枝にあるのは、少しだけふくらみかけてるのかも。
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2008 F1日本グランプリ

昨年大不評をかったF1日本グランプリ。
今年は10月に開催される予定(昨年は9月末でした)で、
その記者発表が20日におこなわれました。
前日までは、その発表を聞けば今年の日本グランプリに向けて
例年のように気持ちが盛りあがってくることを期待していましたが……。

昨年は、高い金額の指定席から肝心のコースが見えないといった
“はぁ?”と思うようなトラブルや、
道路の陥没を発端とするチケット&ライドシステムに大混乱が生じ、
観戦者からはたいへんなクレームが寄せられる事態となりました。

私も17年のF1ナマ観戦歴にして初めての富士スピードウェイだったので、
期待大でした。
もちろん、雨の中の大混雑にも巻き込まれましたが、
道路陥没のニュースを早いうちに知っていて、
その影響のないバス乗り場へさっさと移動したので
何時間も待つことなくサーキットから脱出することができました。

ですから、被害は少なかったほうですが、
それでも昨年の現場での混乱と対処の不手際の数々はかなり頭にきました。
それを思い出すと、今回発表された改善策ではなんとも不安です。
富士スピードウェイのHPにも昨年の問題点とその対策が報告されていますが、
対策会議のメンバーには、
昨年のあの現場を実際に目撃した人は入っていないのではないかという気がします。

F1ファンのサイトでも、昨年の実態情報やその対応案まで収集し、
富士スピードウェイやトヨタに情報提供したところもありましたが、
なんだかそれは生かされていない印象です。

もちろん、発表されていない細々した対策や改善点は多々あるでしょうが、
それでも、「よし、今年は楽しめるぞ」「楽しもう」という気持ちが
湧いてこないのです。
困ったことです。

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第28回暮らしの中の古民具と骨董市

仕事のことで頭の中がゴチャゴチャ状態。
残業の合間に気分転換に池袋西武までお散歩。
16日から22日まで大催事場で「古民具と骨董市」という催しものが行われており、
そこをぶらっとしてきました。

毎年2回(たしか2月と8月だったような気がします)に行われるイベントで、
ここ2年ほどは、ちらっとでも行くようにしています。
今回は時間があまりとれないので、1時間だけってclock決めて見ることに。

和骨董の「古の端」というお店では私の好みの品物をよく見かけるので、
まずはそこからチェック。
昨年、ここで阿漕焼の小ぶりの茶碗にひと目惚れし、
さんざん悩んだあげく連れて帰りました。
“連れてって”光線を発する道具があるとヤバイぞと
ドキドキheart01しながら見ましたが、どうやらセーフcatface
だって、どんなにいいなと思うものでも、
身の丈に合わないお値段dollarのものはドキドキには至りませんから。

でもね、このお店のものはやっぱり好きだなぁ~。

そうそう、2年ほど前は、千歳盆があちこちのお店で出てましたが、
今年は1つも見かけませんでした。

茶道具を扱うお店や、ヨーロッパの陶磁器cafeや銀食器restaurant
バッグbagや古いレースなどの専門店もあり、それらを見て歩くだけでも楽しいですよ。

さて、あとは仕事pcだぁ。

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いつものようにお茶のお稽古

いつものようにお茶のお稽古。
仕事でいつもより遅くお稽古場に到着したら、もうほとんどの方がお見えになっていました。

極寒の2月は、ふだんの1尺4寸の炉よりさらに4寸大きい「大炉」でのお稽古です。
順にお稽古をしていき、“時間切れで今日はお点前は無理かな?”と思っていたところ、
師匠から「薄茶をさらっとなさい」とのお声がかかりました。
この“さらっと”がなかなかの曲者。
点前の順序を間違えることはさすがにあまりないけど、
それだけに道具の扱いの良し悪しや、いつの間にかついた妙な癖が目立ちます。

棗は、朱漆の地に梅の枝と月が描かれた「梅月棗」の写しを使いました。
この棗は裏千家十四世淡々斎宗匠がお好きだった意匠です。
刃のような冷たい空気のなか、きりっと咲く梅の花は、
なんだか潔さというか凛々しさというか、
そういう毅然としたものが感じられて私も大好き。
その梅の枝の上部に描かれた月は半分ほど欠けた状態、
ちょうど一週間ほど前のお月様がこんな感じでしたね。

帰り道も、お稽古仲間と季節の道具の雑談をしながら。
あぁ、こういう時間も含めてお茶って楽しいなと改めて実感しました。

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久々の「とんかつ茶漬け」

10年以上前になるけど、「とんかつ茶漬け、食べに行かない?」って誘われて、
“そのメニューはなんだ!? 聞いただけで胸やけしそうじゃない?”って思いました。
でも、友だちの
「まあ、騙されたと思って食べてみてよ」って言葉で、
「すずや」(http://www.toncya-suzuya.co.jp/)へ。

揚げ物をお茶漬けにするととんでもなく油っこいものになるんじゃないかと思えたけど、
食べてみると意外とさらさらっ。
まわりのお客さんのほとんどが、最初からお茶漬けにしていましたが、
私たちはまずふつうにとんかつとご飯で食べ、
次にとんかつ丼風、最後にお茶漬けにするという
1回で3つのお楽しみを編み出し(←オーバーだけど)ました。
その後、仕事仲間を誘って行ったこともあったんだけど、
もう10年以上、行っていませんでした。

それが先日、違う友だちとのあいだで「とんかつ茶漬け」が話題に。
久しぶりに会って話しましょうってことで、土曜日にここで集まることに。

「すずや」は、近年あちこちに支店を出しています。
今回は食後に友人がやっているバーに出かける予定だったので、
秋葉原のお店に決定。

とんかつのサイズは大中小と選べるんです。
私は「中(普通)」サイズに。

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一緒に行った友だちも私も、とんかつが出されたら写真撮るのも忘れて
ぱくぱく食べ始めてしまい、途中で撮影(失礼!)。

その後、バーへ。
2月の新カクテルがメニューに登場したというので行ったんだけど、
とんかつ茶漬けの後でのどがかわいたのではじめはビール。
そして、何となく甘いお酒の気分ではなくて、
その昔、“スコッチっておいしいんだ”と実感した
グレンフェディックをいただきました。

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オーナーバーテンダーがチョコレートケーキを作ってくれており、
それも皆でいただき、
お酒も甘いものもすべて制覇という、
きわめて女子的な満足を抱えて帰りました。

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気分だけ参加

今日はバレンタインデー。
朝からドキドキしている恋するお年頃の皆さん、
渡す人も受け取る人もがんばってね~。

ま、私には関係ありません。
でもいちおう、朝、立ち寄ったパン屋さんでこんなの買ってみました。

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気分だけ参加、それも食で。

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テーブルウェアフェスティバル’08

日曜日は夕方から一つ打ち合わせがあり、
どうせ出かけるんだからその前に……と、
先週、雪で断念したテーブルウェアフェスティバルへ行くことにしました。

このイベントは、ここ何年か来ているんだけど、
私はいつもメインであるテーブル・セッティングの展示はあとまわし。
まずは、骨董街をめざします。
いつも見に行くお店が何軒かあり、
たいていそこで気になるものを見つけてしまうんだけど、
今回は珍しく平常心で切り抜けました。

続いて、陶磁器や漆器の展示即売のエリアへ。
ふだんづかいの汁椀と箸を買い足したかったので、
ぎろぎろと見てまわり、それぞれ気に入ったものを格安で入手。
なにせ、この日はイベント最終日。
しばらくすると撤収作業が始まるというので、
値下げを開始しているお店も少なくありませんでした。

“さあ、ここを出て次の打ち合わせに向かおうか”と歩き始めたところ、
高取焼きのブースを発見。
ここで、千鳥の形をした酒次に出会ってしまいました。
高取らしい釉薬、ころんとした千鳥の手になじむ形に
ひと目惚れしちゃったのです。
“酒次だけじゃなくて、小鉢に使ってもいいんだし”と
一器多用を言い訳にお持ち帰り決定!

さらに奥の棚に、掛花入も発見。
制限時間いっぱい(およそ8分ほど)迷った結果、
花入れはいますぐ使う予定はないから
(じゃあ、酒次はすぐ使うのか?っていう指摘はナシね)
今回は見送ることにしました
(でも、そのあとの会合で、買わなかったことを後悔したんだけどね)。

1時間少々で、大満足。
そして、今回も結局、テーブル・セッティングは
あまり熱心には見なかったのでした。

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寒さに負けない!

昨日は昼間、お茶の師匠のお宅で、社中のこまごまとした用事をすませたあと、
姉弟子も合流して夕食。
スタミナつけなくちゃね、ってわけで、
じゃじゃ~ん、うなぎ屋さんへ出かけました。
うちの近くにおいしいお店さんがあって、
土用の丑の日に限らずいつでも繁盛。
時には、
「今日のうなぎはすべて売り切れました」ってこともあるくらい。

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で、師匠や姉弟子といろいろ話しながら、といっても
今日は聞き役がほとんど。
姉弟子はもうすぐ念願のお稽古場を開くことになっており、
その準備やしつらいのことなどを師匠に伺いたかったみたいです。
話しているようすが、本当に楽しそう。
乗りに乗ってる、って感じ。

おいしくいただいて外に出てみると、雪がボカスカ降ってました。

そういえば、金曜の夜はこんな荷物が届きました。

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箱のド真中にドドーンと「酒」ってシール。
たった6本なのに「どんだけ酒飲みなのよ」って感じも漂い、
オトメとしては少々恥じ入ってしまうようなしまわないような。

うなぎでお腹いっぱいだったはずなのに、
5分ほど歩くうちにこなれたのか、液体なら入りそうだって感じがして、
シュワシュワのハーフボトルの栓を抜いてしまいました。
偶然、冷蔵庫にはチーズもあるし、
アワアワは置いとくわけにいかないし、しょうがないわね。

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ちょっぴり辛口で、すきっとしたお味でした。
いろいろ満足マンゾク。

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はっくしゅん

朝からくしゃみと鼻水が止まりません。
原因は花粉にちがいあるまい!

先日から“飛び始めたな”って感じはしていたんだけど、
水曜日の夜から木曜日にかけて思わず完徹してしまって、
それがいけなかったんだと思います。

この時季は気をつけないと……わかってはいるんだけど、
いまとりかかっている新しい仕事の資料を読みなおしたり
調べ物をしていたらすっごく面白くて、
眠気を感じるヒマがなく朝になってしまったわけです。
こういうのも珍しい。

で、昨日はふつうに帰ってちゃんと寝たんだけど、
体力を使っていることをスギ花粉は見逃さなかったのね。
ヤバシ!

スギ花粉には、去年、近所の薬局ですすめられてぴんぽ~んだった
サプリメントで対処するつもり。
去年の夏が暑かったから、今シーズンのスギ花粉は多いらしいです。
私にとっては飛び始めてしまったら、
少々多かろうが少なかろうが同じだけどね。
いつもゴールデンウィークあたりまでは不調が続きます。

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こっそり春の準備中

立春も過ぎたというのに、昨日も東京は雪が降りました。
まだしばらくは“春は名のみ”日が続きます。
早朝、うちの近所では昨日の雪がまだ少しだけ残ってました。

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あ、ナスカの地上絵……んなわけない。

こんな楽しいものを描いてったのはどんな人でしょう。
ご近所さんには、あんな人(↑)やこんな人(↓)

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がいるんだなと思ったら、
またちょっと楽しい気持ちになります。

同時に、あちこちでひっそりと春の準備が進んでいるんです。

先頭を切っているのは辛夷(コブシ)の蕾。
寒い空気のなか、どの枝もぐんと背伸びして一生懸命おひさまを浴びてます。

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朝、その姿を見ると、私も寒さでつい丸まってしまう背筋を
一瞬だけ伸ばしたりして。

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春を心待ちに:「初音」

「おーぶるぶる」って、つい声に出してしまいそうな今日の東京。
天気予報では曇りだったのに、今年3度目の雪になりました。

実は、仕事がちょっと行き詰まっているので、甘いものでも食べて
脳に栄養を送ると同時に気分転換を図りましょう。
こういうとき足が向くのは和菓子屋の志むらです。

季節ごとにちがった生菓子が4~5種類作られていますが、
今日は練切の「初音」にしました。
「初音」は鶯の最初の鳴き声のことだそうです。
なので、お菓子も鶯の姿を模しています。

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和菓子の世界がすばらしいなと思うのは、
何かをあらわすのに、“そのものずばり”ではなく、
“それとなく感じられる”という表現が重視されていること。

この「初音」も、あまり写実的にすぎないでいて、
色や全体の形から鶯を思い浮かべることができます。
この“思い浮かべる”とか“想像する”といった楽しみ方が好きなんです。
お店や時季によっては、はっきりした色合いで
生き物の姿を生々しくあらわしたものもありますが、
私はこうしたほんのりした、はっきりわかる寸前のところで止めたものが好き。

熱々のほうじ茶をたっぷりもいいけど、やっぱり抹茶を点てようかな
(仕事場にとりあえず茶碗と茶筅、もちろん抹茶をしのばせてあるから)。

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次のイベントと言えば……

節分も終わって、次に待ち受けるイベントは……そう、「バレンタインデー」。
あちこちのお店でチョコレートはもちろん、
ケーキもバレンタインデー仕様のスペシャルものが続々と見受けられます。

でも、最近は和菓子屋さんもがんばって
バレンタインデー・スペシャルを用意してますね。

先日、大丸東京駅店に出かけた際、
和菓子売り場をブラブラしていてみつけたのがコレ。

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和三盆糖をハートの形にした干菓子で
大きさも横幅1.5センチほどと奥ゆかしい感じがします。
パッケージは濃いローズピンク。
真っ赤なパッケージも個人的には好きですが、
この小さな干菓子のイメージからすると、
赤ではちょっとキツイ感じがするから、
このくらいがよいのかもしれませんね。

少し前、別件で主菓子を探していたときにも、
気になるお饅頭があったんです。

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ハート型した薯蕷饅頭なんて初めて見ました。
新潟の貴餅(きへい・http://www.kihei.co.jp/index.html)というお店のもので、
銘が「想い」。
あぁ、こんなの見つけると、これを使って何かイベントをしたくなってしまう。
バレンタインデーの趣向での茶会は
以前から一度やってみたいと思っているものですが、
実行に移すチャンスがなかなかありません。
うずうず、ウズウズ。

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雪といえば…

あたり一面を白く埋め尽くしていく雪を見ていると、
7~8年前のお茶事を思い出します。

趣味の茶道である許状をいただき、師匠が茶事を催して
その引き渡しをしてくださいました。
茶事にもいろいろな種類や趣向があるのですが、
許状の引き渡しをするときのものはその中でも一番正式なもので、
使う道具や献立などの事前の準備はもちろん、
当日の進行にも、いつもの何倍も師匠は気持ちを込められるものです。

その日の天候は朝から小雨もようでした。

実は、そのしばらく前に、師匠の跡継ぎであった若先生が
病気で亡くなられており、
お茶事の間もなごやかにお話などしてはいましたが、
「なぜここに若先生がいらっしゃらないんだろう」と
うれしさや心地よい緊張感の中にも、どうしてもぬぐいきれない寂しさがあったんです。

それが、茶事の進行にともない雨だれの音が聞こえなくなりました。
気がつくと障子を通して感じる庭の気配が白っぽいのです。
いつの間にか雪が降り始めていて、それはまさに「しんしんと」降り続いて
近所の物音や車の通る音などをかき消していきます。

“ああ、きれいな景色だなぁ。雨の中のお茶も好きだけど、
雪に変わっていく寒さを、炉の温かさとともに感じるお茶もいいものだなぁ”
なんて思っていると、見る見るうちに師匠宅の庭は真っ白に。

雪がまわりの生活音をかき消し、あたりを真っ白に覆い尽くしていくのを感じながら、
“もしかしてこれは「これから新しい気持ちでお稽古に励みなさい」っていう
若先生からのメッセージなのかも”
“寂しいだのなんだのも、このお茶事の場においては邪念なのかもね”
“今日から、真っ白な新しい気持ちでお稽古しよう”
などと殊勝にも思ったのでした。

いままででいちばん印象に残っている雪の一日です。

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雪の日曜日の過ごし方

今シーズン2度目の雪が降りました。

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しかも、前回よりは早い時間から雪になったので、
朝起きてみると、もうあちこちが真っ白。
まだ8時にもならないうちから、
近所の公園から小さな子どもの声が聞こえてきます。

実は今日は友だちのCちゃんと一緒に
東京ドームで行われている「テーブルウェアフェスティバル」に
行く予定でした。
さらにそのあと、そのCちゃんちの家のワンズとお散歩して、
夜は別の友人Aちゃんが合流して新年会とワンコのお誕生日会をするという計画。

しかし、この雪じゃどうしたもんだか。
ワンズのうちの1匹はまだ赤ちゃんだから、
こんな寒い日はお散歩はやめたほうがいいわね、きっと。
「テーブルウェアフェスティバル」も、取りやめにしました。
夜の部はもう少し時間がたってから考えることにして、
とりあえず雪見の一服。

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お菓子は、なんとなく食べたくて買っていた寒天に黒蜜をかけ、
鼠志野の茶碗で薄茶を点てて。

“あぁ、もう今日は引きこもっていてもいいかも”、
そう思っていたはずなのに、
なんだか元気になったので夜の新年会は決行することに。

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献立のメインはチーズフォンデュとハムステーキ。
サラダやおつまみはあれこれと。
飲み物はチョコレートの香りがするビールと発泡赤ワイン。
東京ばななの「かご盛りしらら」とコーヒーで締めておひらきに。
充実の休日でした。

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春を呼ぶ魚:「メバルの煮付け」

昨日、帰りに寄った魚屋でメバルが大セール中。
ふむふむ、これは煮るとよさそう。
煮付けなら、3枚におろさなくてもお腹を出しただけでOKだからお手軽だし。
さっそく煮て、その煮汁で大根も煮て、いったっだきま~す。

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あとでぐぐってみたところ、

煮付けたメバルをいったん冷ましてから焼いて食べるのもおいしいんだとか。
やってみたいけど、昨日の夕食と今朝とで、2匹ともすでに食べちゃったもんね。
次回まで覚えていたらやってみましょう。

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